いま、誰かが書き直している
世界中のウィキペディアで、いまこの瞬間に書き換えられている記事の「場所」が世界地図に立つ。いちばん書き換わっている国を名指しし、日本語版の編集は記事名まで読める
制作メモ
- AIに任せた
- 実装前にユーザーストーリーとUX5階層を書き、そこから設計を決めた(本人指示でこの工程をハーネスに恒久追加)/候補3案のデータ源が本当に生きているか(認証不要・CORS許可・応答200)を提案前に実測/「編集者の場所は原理的に出せない(IPが要る=方針違反)」ことと「記事そのものの座標なら出せる」ことを実測で切り分け/編集の18%しか座標を持たないことを実測し、地図が生きる頻度(毎秒約1本)を見積もった/Natural Earthの国境を間引いて63KBに収める道具、正距円筒の投影、点と国の判定、問い合わせを絞る仕組み、ユニット49項目とE2E18項目の実装
- 自分でやった
- 3候補から作るものを選ぶ判断/水面版を世界地図版へ作り直す発案と、その日のうちに公開まで進める判断/ウィキペディアのAPIへ継続的に問い合わせることを、範囲を絞ったうえで許容する判断/UI・UXを作るときは毎回ユーザーストーリーとUX5階層を先に書く、というルールの制定
- 失敗と修正
- 「世界のウィキペディアは毎秒30件書き換わっている」と説明にも投稿文にも書いていた。実測30秒間の916件をそのまま割った数字だったが、中身はカテゴリ操作287件とログ227件を含んでいて、このアプリが「編集」として数えているものではなかった → 内訳を数え直した。編集と新規作成だけなら毎秒13.4件で、別の時間帯の再実測でも13.6〜14.1件で一致した
ピンの位置を画面の座標で持っていたので、ウィンドウの幅を変えると既に立っているピンが全部ずれた場所に残った。スマホ幅のスクリーンショットで、アフリカ沖の海の上にピンが並んで初めて気づいた → ピンは緯度経度だけを持ち、画面の座標は描くたびに計算するようにした。4都市に立てて3つの画面幅で位置が変わらないことをE2Eで固定した
経度360度・緯度142度を枠いっぱいに引き伸ばして描いていたので、アフリカと南米が縦長に潰れていた → 縦横の比を保った矩形を枠の中に置き、余りを余白にした。枠からはみ出す南極も切り取るようにした
地図に立つピンと「世界の編集数」が一桁違って見えた。座標を持つ記事は全体の2割弱しかないのに、その説明がどこにも無かった → 「場所を持たない記事の編集◯件は地図に出せません」を常に出すようにした。UX5階層の構造層を書いている段階で気づいた
点の薄れ方を (1-t)^2 で書いていたので、立った直後がいちばん速く薄れて、直近のピンほど目立たなくなっていた → 1-t^2 に変えて、最初はほとんど薄れず終わりぎわで消えるようにした。ユニットテストが先に捕まえた








