昔の1000円、いまいくら
年を選ぶと、そのころの1,000円がいまのいくらにあたるかが出る。逆に、いまの1,000円が当時いくらだったかも同じ画面に出す。丸の面積で買えるものの量を比べ、折れ線でその年が物価の歴史のどこかを示す。世界銀行が配る日本の消費者物価指数で計算し、賃金も為替も混ぜない。確定した最新年より先の予想はしない
所要時間1時間56分
制作メモ
- AIに任せた
- 着手前の実測。候補4案のAPIをすべて叩いてCORSと応答を確かめ、取得を禁じているもの(国土交通省の川の防災情報・青空文庫の非公式API)をその場で落とした/データの素性と規約の確認。世界銀行のデータセットが CC BY 4.0 であること、この指標の原データが IMF の International Financial Statistics であること、帰属と「加工した」表示が要ることを確認し、設計の制約に落とした/ユーザーストーリー10本とUX5階層。ここで実装が9件変わった(答えを操作より上に置く・丸の大きさを面積比にする・逆向きの換算を同じ画面に入れる、など)/実装、ユニットとE2E、デモとプロモ動画、スクリーンショット採点
- 自分でやった
- 4案からの選択/実機での確認とX投稿
- 失敗と修正
- 「この数字が言っていないこと」に書いた『物価が1.17倍でも、収入も1.17倍になったという話ではありません』の倍率が、画面に直接書き込んだ固定の数字だった。1960年を選ぶと答えは6.22倍に変わるのに、この行だけ1.17倍のまま残り、同じ画面の中で数字が食い違っていた → いま出している倍率をそのまま入れるようにした。年を変えたときに答えと注意書きが食い違わないことを、E2Eで1960年・1995年・最新年の3点に固定した
「物価がほとんど動かなかった年」を数える閾値(前年比±0.5%未満)が、浮動小数の誤差で上下非対称になっていた。100→100.5 は 0.49999999999998934 になって『未満』に入り、100→99.5 は 0.50000000000000044 で入らない。同じ0.5%なのに、上がった年だけ数に入る → 比を小数第3位で丸めてから閾値と比べるようにした。上下どちらのちょうど0.5%も数えないことをユニットテストで固定した
丸の大きさ比べで、金額を丸の中に書いていた。1960年を選ぶと『いまの1,000円』の丸が51pxまで縮み、中の数字が消える。左の丸だけ数字があって右には無い、という非対称な画面になっていた → 数字は丸の中ではなく必ず外(キャプション)に出すことにした。丸は大きさだけを伝える図形になり、どんな倍率でも左右が同じ形で読める
通信に失敗したとき、失敗の知らせが画面の700px下に出て、上半分は空のままだった。さらに『年を選ぶ』のスライダーは残るのに金額の候補ボタンだけ消えていた(候補は取得に成功したときにしか組み立てていなかった) → 失敗の知らせを、結果が出るはずだった最上部へ移した。指数が無いと何も計算できないので、押しても反応しない『年を選ぶ』『金額を変える』は失敗中は出さないようにした
上のカードは最新年(2025年)まで、国際比較の行は2国そろう年(2024年)までで計算していたため、同じ『日本の物価の倍率』が1.17倍と1.13倍で並び、どちらが正しいのか分からない画面になっていた → 国際比較の行に、どの年までで比べたのかと、なぜその年なのか(アメリカの指数が2024年までしか出ていない)を書いた




































